分光分析化学研究室について

 九州大学大学院 理学研究院化学部門 分光分析化学研究室(恩田研究室・教授:恩田 健、准教授:宮田 潔志、助教:小川 知弘、プロジェクト助教:吉田 龍矢)では、1兆分の1秒という非常に短い時間だけ光るパルスレーザーを用いて様々な時間分解分光法を開発し、それを用いて人工光合成や有機エレクトロニクスなど各種機能性物質の過渡的状態の解明を行っています。また、昨年からは有機合成の設備も整え新しい材料の創出にも取り組める環境を整えています。
 国内外の第一線の材料研究者との共同研究を通じて、分光学に基づいた世界最先端の材料科学を精力的に展開しています。様々な機能性分子に根差した材料科学は本当に奥が深く、分子科学に基づいた理解は非常にやりがいのある研究テーマの宝庫です。

 当研究室に興味のある方は、以下の研究紹介記事なども参考に見てみてください。

Chem-Station記事(学生インタビュー):分子間エネルギー移動を利用して、希土類錯体の発光をコントロール!

Chem-Station記事(学生インタビュー):超高速レーザー分光を用いた有機EL発光材料の分子構造変化の実測

● Optical Probes 2025 を2025921~26日の日程で福岡大濠公園能楽堂にて開催いたします。

博士研究員募集中!

国際先導研究「先端材料化学と量子物性物理の融合による量子分子エレクトロニクスの創製」(令和5‐11年度、プロジェクトの詳細はこちら)において恩田グループに所属し、超高速分光技術を用いた有機エレクトロニクスデバイスの計測と原理解明に関する研究を担って頂ける研究員を募集いたします。なお本プロジェクトでは海外のグループへ長期滞在しての共同研究も行って頂きます。海外経験を積む機会を求めている方の積極的な応募を歓迎します。また当研究室は分光計測、材料合成のどちらに対する研究も行える環境となっています。さらに詳しい情報を聞きたい方は遠慮なくご連絡ください。なお、優秀な若手研究者の育成を目指すため、雇用期間内にテニュア職の研究者(テニュアトラックを含む)として研究機関に採用された場合、日本学術振興会からスタートアップ経費(最大300万円)が措置されます

 

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