中央元素分析所

提出試料について


試料については下記の要領で提出して下さい。
  1. 試料はよく精製し、十分乾燥したものを測定1回につき2 mg程度(通常は0.8 mg程度で分析)小容器に入れ提出して下さい。極微量分析ですので、固体試料は粉末状にして提出して下さい。
    ※回数(再分析希望も含めて)に対して試料量があまりにも少ないと(目安として測定1回につき0.4 mg以下)、分析値の誤差が大きくなり信頼性が下がります。場合によっては分析不可(キャンセル)や希望の測定条件に添えない事になりますので、ご注意下さい。

  2. 試料を封入する容器については、割れやすいもの・高価なものの使用は避け、申込票と同一の試料記号を記入・ラベル添付して下さい。封入した試料が隠れないように注意して下さい。

  3. 液体試料は、ガラスキャピラリーで秤量しますので、縦長の小容器に入れて下さい。

  4. 試料の秤量が大変微量ですので不均一試料(土壌、植物等)は十分粉末にして少ない量でも平均値が出る様にして下さい。

  5. 分解しやすい試料は、必ず事前に分析日時を予約して申し込んで下さい。突然の訪問依頼に対しては、お受けできない場合もあります。ご了承ください。

  6. 試料中にガラス、繊維等が混入していることがあります。分析値に影響しますので、容器に封入する際は、ご注意下さい。

  7. 水銀を含む試料は受け付けておりません。



九州大学大学院理学研究院 中央元素分析所
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